アメリカの医療事情と日本の医療事情
世界の旅日記 [健康] [治療費] [アメリカ]
日本は皆保険制度のおかげで、医療費をそれほど気にすることはありません。
アメリカは自分で保険をかける社会で、4人家族で月10万円ほどと高額です。
救急車を呼ぶと1回5万円が必要です。
現地に住む日本人の話では、体調を崩し、救急車は高額なので自分で病院に行くと、救急車でないから診察まで数時間待たされ、一晩、経過入院をしたら130万円の請求書が届いたそうです。
保険でカバーしますが、それでも30万円ほどは持ち出しになるようです。
保険に歯の治療は含まれないので、歯の治療もままなりません。
無保険の人も多く、病院にもかかれない人もいるアメリカの裏の顔です。
それにしてもアメリカ人はみなさん立派な体格の方が多く、女性もで圧倒されます。
アメリカ人女性の平均体重は75キログラムだそうです。
ハンバーガーやドーナッツばかり食べているとあのようになるのでしょうか。
NYで、朝、ドーナッツ屋でコーヒーを飲んでいると、トラック運転手が車からおりてきて、ドーナッツを紙袋いっぱい買い込んで持ち帰りました。朝食なのかお昼なのか分かりませんが、一杯食べるんですね。その運転手もご立派な体格でした。
では日本の事情はどうかといいますと、今回、日本の健康基準が見直されました。
友人(高齢者男性)が娘(医者)に血圧が150まで上がったので心配だと訴えたました。医者の娘は、「そんなの問題ない!血圧なんかしょちゅう変わるもの!」とけんもほろろに一蹴されました。
このように、多少、健康基準から外れても、それほど気にする必要がないと分かりました。
今回、健康基準が緩和され、今までより心配する人が少なくなります。
今までの基準はなんだった?
※写真は、NYで食べていた、ドーナッツ、サンドイッチです。こんなのばかり食べていました。コメが欲しくなりました。
ドナルドキーンも日本の医療に感激!
からだ日記
ドナルドキーンさんが、数年前に日本に永住しました。
以前、対談でこんなことを話されていました。
なんでも、日本滞在中に倒れ、病院へ運びこまれ、医者、看護婦からとても丁寧な対応を受け、感激したようです。
キーンさんは、同じころ、アメリカでも倒れ、病院に運び込まれましたが、救急措置をしたあと2時間放置され、最初に来た医師は、どこかに行ってしまい、違う医師に同じ質問を何度もされ、他の患者は叫び、何時終わるのかも説明もないまま放置され、なんとも腹がたつ対応だったそうです。
頭に来たキーンさんは点滴の針を刺したまま、自宅に勝手に帰ったそうです。
それで診査料金が30万円(4万ドル)だったとのこと。
高齢なキーンさんは、大好きな日本に永住することに決めたそうです。
昨日、私は胃カメラを飲みましたが、医師は「今食道です!胃に入りました!今度は十二指腸です!少し荒れていますが大丈夫です!」などととても丁寧な実況中継付きの検査でした。
私は、医師の説明責任ということが叫ばれ、とても対応が丁寧になっていることに感激した次第です。
これで検査料は3500円でした。
キーンさんの気持ちが十分に理解できました。私も日本に永住することにしました。
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