北朝鮮との軍事境界線
イムジン河を挟んで、川幅500メートルの向こうは謎に包まれた世界です。
韓国側、北朝鮮側、双方に有刺鉄線が張り巡らされ、監視所がいくつも立っています。
これを見ると、休戦状態という実感がわきます。
ここからソウルまでは100キロ足らずなので、ミサイルでも打ち込まれたら大変です。でもソウル市民は「そんなことは100%ありえない」と思っているようです。
ソウルの賑わいに接すると、そんな不安は伝わってきません 全然・・・
写真は、鉄柵を覗き込むようすと、かすむ謎の国です。
統一展望台は、板門店とは違い誰でも行ける観光地になっています。
最近、この近くにアウトレットモールができ、この展望台とセットで観光コースになっています。
板門店は、「事前に許可を取ったり、写真禁止だったり、例の線をまたいではいけない」などなど禁止事項がいくつもあります。
統一展望台と自由の橋は、写真を撮っても、望遠鏡でのぞこうが問題ありません
中国からも川越しに北朝鮮が見えるようですね。
川沿い、海沿いは境界線を越えることも簡単ですが、銃撃されます。海沿いは海水浴などの場所にはなっていて、有刺鉄線がない場所が結構あるようです。
ですから海水浴客が間違って北朝鮮側に入ると銃撃されます。北は海水浴客だと分かっていても関係なく銃撃するようです。当然です・・
平和ボケした日本とはお国の事情が全く違います。
望遠鏡でのぞくと、本当に閑散とした風景が見えます。
韓国との経済格差は如実で、手前の韓国は車が頻繁に走り、対岸はアスファルトの道もなく、建物も半分壊れたような荒涼とした風景です。
天気がよければ、望遠鏡で人も見れます。
写真は、北へ通じる橋(普段は通行止)と、展望台からの北の風景(かすみがかかっています)・・・・・
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