慶州古墳群
慶州には、新羅時代の古墳が数多くあります。まさに古墳群の様相で、この一帯は土饅頭のような古墳が点在し、現在は公園のようになっています。
大陵苑地区には、新羅王、王妃、貴族などの墓地があり、区域により皇南里古墳群、路東里古墳群、路西里古墳群などに分かれます。
近代の発掘調査で新羅文化を感じさせる金冠、ガラスコップ、土器など当時の生活が伝わる遺物が出土しました。
新羅時代から近代まで盗掘にあわなかったので、当時の金冠、ガラスコップなどを見ることができます。
特に天馬塚は、新羅時代の代表的な積み石の上に粘土をかぶせた作りになっています。とても堅牢な作りになっており盗掘にあわなかったのが幸いです。円周157m、高さ12.7mの比較的大きな塚です。5-6世紀に作られた王の陵と推定されています。この塚から金冠など11,500点が出土しました。当時はガラスも金と同じように貴重品でした。ガラスは遠くシルクロードから新羅に入っていたんでしょうね。現在、この天馬塚は内部が公開され博物館になっています。
古事記研究者と僕(古墳の大きさが分かります。)
冬なので芝が枯れていますが、春になれば下のような綺麗な土饅頭の古墳群になります。
慶州市の観光サイトから
古墳群の見学の後、近くの食堂でいただいた昼食です。サイドメニューが多くておいしかった!
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