イギリスの朝は遅い!

世界の旅日記  

イギリスは、樺太と緯度が同じくらいだそうで、写真のように朝6時45分になってもこんな感じで、薄くらい状態です。

気温は日本より5度くらい寒いようですが、樺太ほど寒くはないと思います。暖流のおかげで、冬でも日本と同じ位です。夏は30度までいかないようで、快適だと思います。

40年くらい前、若者の人気男性ファッション誌は「メンズクラブ」でした。トラッド全盛の時代です。その雑誌には、「イギリス人は紳士だから夏でもジャケットにネクタイ」と書いてあった記憶です。当時は、イギリスに行くなんて夢のまた夢で、ホホ~!と感心したものです。

そもそもイギリスの夏は涼しいので、それができるだけだと分かりました。日本のように蒸し暑い状況では、ジャケットにネクタイはとても無理!日射病になり倒れます。

メンズクラブの嘘つき!

ロンドンのピカデリーサーカスなど中心部では、若い男女や観光客でごったがえしていました。

フランスと地下トンネルで結ばれたのが理由でしょうが、本来、右ハンドルの国なのに左ハンドルの観光バスや乗用車がチラホラ走っています。

ヒースロー空港と羽田空港

イギリスのヒースロー空港に到着したのは、上海を発って13時間後の現地時間夕方6時ころでした。写真のように辺りはすでに薄暗くなっていました。

私は人相は悪くない(と自分では思っている)のですが、今まで入管とか現地警察とかになぜかチェックで引っかかることが多のです。

中国では天安門広場で写真を撮っていたら警察官に「あの男!」と指をさされ、尋問を受けました。

どうも撮影してはまずいところをカメラに収めていたようです。その場で写真を削除し事なきをえました。

ハワイでは入管時にたくさん観光客が流れていく中で、なぜか僕だけ警察官に呼び止められました。そして「ここに立ちなさい!」と小学生が廊下で立たされているような状況となりました。

他の観光客の冷ややかな視線を受けながら・・・・

後で考えると、その日系警察官は、私の知り合いの男に瓜二つで、「世の中には似た人がいるものだ。」としげしげと見つめていたのが、ガンを飛ばしたと勘違いされたようです。

まだ他にもありますが、この程度にしておきます。ところで、今回はスムースに入国!

この日は、ホテルに直行となり、やわらかいベッドで眠りこけました。

ところで羽田がハブ空港を目指しているようですが、韓国のインチョンと上海のプートン、シンガポールのチャンギ空港はハブになりました。

セントレアは、最近、各国の航空会社が手を引き、ヨーロッパ、アメリカへはインチョン、上海経由しかいけなくなっています。

羽田はヒースローと規模が近く、滑走路2、3本で都心に近い状況もよく似ており、参考になると思います。

ヒースローは国際線では世界一の発着回数だそうです。国内線を入れればサンフランシスコなどには及ばないと思います。アメリカは飛行機が路線バスのような感覚で頻繁に発着しています。ヒースローの発着回数は、羽田と規模は同じくらいでも羽田の数倍だそうです。

ヒースローは女王陛下が住居として使っておられるウィンザー城の近くにあり、離発着の飛行機音が結構やかましいと感じました。

羽田、セントレアもハブ空港を目指すなど頑張って欲しいものです。

世界の細道

楽しく苦しい三昧の世界を覗きます。楽しいだけでもダメ、苦しいだけでもダメ。歩く世界は旅、くるま、バイク、グライダー、Jazz